整体コラム(2016年10月~)
コラム 2016-11-06 (日)
【脳の錯覚を正せ】
妊産婦さんに限りませんが、痛みや何らかの症状があると、ついついそれに固執してしまいます。
痛いから動かない。動かすと痛い。
そういう思いが強くなると、ますます痛みに対して過敏になってしまいます。
言うなれば、自分自身に「暗示」をかけているようなものです。
したがって施術者は、いかにしてこの「自己暗示」を解いていくかが肝要になります。
だから、まずは動かしても痛くない状態を脳に認識してもらうこと。
そのためには、施術前後の検査が重要になります。さっきと違うことをしっかりと認識してもらうことが大事です。
そうやって前後の変化を認識することで、脳の過剰反応や錯覚を正すことが可能となるのですね。