整体コラム(2016年10月~)
コラム 2016-10-23 (日)
【「気」持ちのいい身体】
「気」の流れがよい状態のとき、人間は不自然な状態ではなく、いたって自然だ。
頭の重さを感じることも、胃が存在することも、心臓が動いていることも、呼吸していることも意識していない。
それらがバランスよく働いているときは、気の流れがよい、いわゆる「健康」な身体である。
健康な身体は、それぞれの臓器や筋肉や骨がバランスよく働いている。
音楽に例えるとするならば、いろいろな楽器がそれぞれの音色で鳴りながらも、全体として上手く調和し、共鳴し、それぞれが響きあってハーモニーが出来ている場合、聴いていても心地良く、気持ちがいい音楽となる。
このように身体全体がバランスよく調和し、響きあっているとき、人間は自然で健康な状態で、気持ちがいいものだ。
ところが、身体の中に「気」の流れが悪い場所があると、身体全体のバランスや響きが悪くなる。
再び音楽に例えるとするならば、それぞれの楽器が共鳴せずに、全体が調和しないと、聴いていても気持ちが悪い音楽になってしまうことと同じである。
そして、気の流れが滞り、元気がない場所は、筋肉や骨の弾力が失われていたり、硬直していたり、冷たくなったりしている。
それがさらに進んで、身体が重くなったり、だるくなったり、何となく不快であったり、痛くなったりすれば、それらを気持ち良いと思う人は(普通はあまり)いないはずだ。むしろ気持ちが悪いだろう。
そしてそのような気持ち悪さが慢性化すれば、当然ながらこころにもよろしくない影響を与えてしまうことになる。
バース整体は、気の流れが悪くなったところに働きかけることで、気持ちよさ、心地よさ、快さ、そして身体にもともと備わった自然治癒力を導き出す。
細胞や魂レベルまで深く浸透し、作用するような整体を目指している。