骨盤ケアセミナーテクニック
●産後骨盤ケア基礎B
●大腰筋の導引
有効な症状:慢性的な腰痛、大腰筋の緊張緩和などに
関係する筋肉群:大腰筋など
1. 受け手は仰向けになります。
2. 触診で大腰筋の緊張を確認します。または足挙げの検査を行い、挙げにくい足を確認します。
3. 調整する側の側面に正座をして、受け手の下腿を術者の太腿の上に乗せます。
4. 大腰筋をマークしておき、足首を軽く背屈してもらい、下肢全体を内側に巻くようにしてもらいます。
5. 母趾の付け根に術者の小指側をかけるようにして、外に開くような抵抗をかけて固定します。
6. その状態をキープしながら、お尻を持ち上げてこらえてもらいます。
7. 合図とともに瞬間脱力してもらいます。これを三回行います。
※注意点、ポイント
・手だけではなくて、からだを使って抵抗をかけること
・内側に巻く時は、膝が曲がらないように、足の付け根から捻ること
・キツいので、少し間隔を開けること
・最後に骨盤がぼよーんと揺れるように