整体コラム(2016年10月~)

コラム  2016-11-30 (水)

【前後検査がなぜ大事なのか?】

整体の前には、必ずテストや検査を行うのですが、その検査結果が施術後にどのように変化したかを術者と受け手の双方がお互いに認識することが大事になります。

 

「さっきよりも動かしやすい」 「さっきよりも楽」「さっきよりも痛くない」

 

こういった前後の「差」、ビフォー・アフターの「違い」を目に見える形ではっきりと示して、さっきの状態と今の状態が異なるということを相手にも知ってもらい、体感し、実感してもらう必要があるのですね。

 

そうすることで自然と「治るスイッチ」が入ってくるのです。だからこそ、前後のテストや検査がとても重要になってくるのですね。

 

ここで大事なのは、術者だけが変化を認識していても、受け手が変化を変化として認識していなければ、脳の思い込みは変わらないということです。

 

術者は自分だけでなく、相手にも変化を認識してもらうために検査を行うのです。そこでしっかりと変化や違いを実感してもらうことが、その後の信頼関係に繋がるのですね。

 

また、前後の検査では、どのような状態かを相手に言葉で言ってもらうことも大事です。どちらの動きが楽かとか、どうすると辛いかなどを自分の言葉で言ってもらう。 

 

そして、それが前後でどのように変化したかも、ちゃんと言葉にしてもらう。術者は、わかっていても自分からは言わない。まず先に相手に言ってもらうのです。

 

「さっきよりも楽」とか「さっきよりも動かしやすいです」などと、相手の認識が良い方向に変化していたら、その言葉を拾って「さっきよりも楽ですよね!」と、さらに相手に同じ言葉でフィードバックして返していくのです。

 

あえて前後変化の違いを言葉にしてもらうことで、そしてそれをまたさらに客観視することで、脳の認識をリセットして、新たに上書きしていくのですね。

 

こうして、脳の認識を良い方向に変えていくことが、本人がもともと持っている治る力、自然治癒力を高めることに繋がってくるのです。

 

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