整体コラム(2016年10月~)

コラム   2016-11-29 (火)

【技術よりも大事なこと・コミュニケーション】

妊婦さんに限らないのですが、整体を行う前の「コミュニケーション」がとても重要になってきます。

 

まずは妊産婦さんに信頼を得るためにも、最初に「ラポール」関係を築くことが大事です。

 

そのためには、相手の感受性を決して否定せずに、心を受け止めて、心を受け入れて、心を「承認」していくことが重要です。

 

心理療法の分野では、「ジョイニング」というようなことが言われていますね。相手に「同調」し仲間入りをして「溶け込んでいく」ということです。

 

相手の考えや思いを「否定」してしまうと、それだけでからだは緊張して硬くなってしまいます。そうなると、いくらその後の施術で技を重ねたとしても、施術の効果が十全に発揮されずに、効果が半減してしまうのです。

 

整体はそもそも「治療」ではありません。術者は自分の力で治しているのではなくて、相手の元気になるための力を導き出しているに過ぎない。だけれども、それでも治りやすい環境や状況、またそういった場や関係性を作ることが大事になってきます。

 

だからこそ、施術前の問診、カウンセリング、コミュニケーションが大事になってくるのですね。

 

承認すること、ジョイニング、気づかい、言葉がけ、言葉のトーンやタイミング、間合い、などなど…整体の技術よりも重要なことは、むしろこのようなところにこそあるように思います。

 

なので、整体技術を練習して上手くなって、ある程度の結果が出るようになってきたら、そこからさらに成果を出すためには、こういった技術以外の側面を意識するとよろしいかと思います。そうすることで、より一層結果が変わってきます。

 

活法は、下手なりにであっても結果や変化が出やすいのですが、そこからさらに精度を上げるために意識するポイントはたくさんあるので、こういったところも少しづつセミナーではお伝えできたらと思います。