整体コラム(2016年10月~)

コラム   2016-11-08 (火)

【治すのは誰? 忘備録】

妊産婦さん向けた(響気整体の)ブログにも以前に書いたことですが、とても大事なことなので忘備録としてこちらにも転載します。

 

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みなさん、いろいろな理由で整体を受けられます。

 

多かれ少なかれ、何らかの痛みや症状と、それにともなう不安や緊張があるからこそ、整体をご希望されるわけです。今ある不快感をなんとかしてほしいと思うわけですね。

 

たまに「〇〇なのですが、治りますか?」とお問い合わせをいただきます。このような質問には、簡単にお応えすることは出来ません。

 

整体は民間療法なので、基本的に「治療」とか「治す」という言い方はそもそも出来ません。またそういう法律的な問題を抜きにしても、僕は「治せません」し、「治しません」。

 

というと、あまりにも誤解を与えてしまうかもしれませんね…。

 

でも、「治す」のは他人ではなくて、実は自分自身なのです。僕が行うのは、あくまでそのためのお手伝いに過ぎません。

 

極論かもしれませんし、もちろん例外もありますが、治すのは、お医者さんでも鎮痛剤でも注射でもありません。自分の力で治し、自分の力で治るのです。 

 

一般的な治療においては、「治療者」と「患者」という関係性が存在しています。ですが、整体の世界では、そのような関係性は存在しません。

 

「治す人」「治される人」という、いうなれば上下の関係性ではなくて、あくまでも互いが調和し、同調し、響きあう関係性があるだけです。だから僕は治しません。

 

痛みや症状は、必ずしも悪いものではありません。あなたの敵ではないのです。むしろあなたの内なる声を伝えるメッセージなのです。

 

あなたの生活習慣、例えば食事の内容、仕事に対する向き合い方、家族との関係性、あるいは日常の思いや気持ち、生きる姿勢、からだの姿勢、普段の行いなどの中に何かしらの不調和や不自然性があることを知らせてくれる貴重な声なのです。

 

そういうからだの内なる声に耳を澄ませて、内なるメッセージに「気づく」だけでも、痛みや症状は薄らいでいくのです。不思議なことのようですが、不思議なことではないのです。そういうものなのです。

 

なので、どうか、からだの声に耳を傾けてください。そうすれば結果的に、自然のはからいで「治る」のです。

 

誰かに「治してもらおう」という他人任せの気持ちが強いままでいると、逆に治らないのです。

 

「治る力」は、あなたの中にあります。

 

他の誰でもない、あなたの中にもともと備わっているのです。まずはそれを信じてください。治すのはお医者さんでも整体師でもありません。あなたが自分で治すのです。

 

あなたのからだは、なんて言っていますか? 

 

どのようなことをあなたに伝えようとしてくれていますか? 

 

あなたのからだによく聴いてみてください。どうしてほしいかは、からだが教えてくれます。

 

あなたの中にある「治る力」を内側から導き出すために、最大限のお手伝いができたらと思います。