整体コラム(2016年10月~)

コラム   2016-11-07 (月)

【からだの声をきく】

 

どこかが痛い。違和感がある。不快感がある。 

 

だからそれをどうにかしたい。治したい。あるいは、誰かに治してもらいたい。 

 

病気をしたりつらい症状があれば、このような思考は誰もが抱くものです。 

 

でも、そんな時でも、自分の「からだの声」に積極的に耳を傾けて、からだから送られているサインやメッセージに気づくことが出来れば、何らかの対処をすることで、今ある症状は自然と消えていきます。 

 

例えば仕事をセーブしたり、睡眠や休息をしっかりとったり、また、自分の好きなことや楽しいこと、気持ちいいことや、快いことをすれば、からだも元気になります。 

 

からだは自然と良くなるように出来ているのですね。誰のなかにも、自分で自分を治す力があるのです。 

 

しかし、そのような「からだの声」を無視していたり、頭を使いすぎていたり、限度を越えて頑張りすぎていたりすると、次第にからだの要求やからだからのメッセージを聞き分けることが出来なくなってしまいます。 

 

その結果、自然に良くなるものが良くならずに、からだの不具合や痛みなどの不快な症状がずっと続いてしまうことになるのですね。 

 

せっかくからだは、「気づいてよ~!」とメッセージを送ってくれていたのに、ご主人様に無視されたら、なんだか、からだが可哀想ですよね…。 

 

からだの声をきくことが出来ずにいて、そのような不快な状況が長く続いてしまうと、さすがに日常生活も辛くなって、そしてようやく第三者にすがって、からだを(調整してもらう)治してもらおうと思うわけです。 

 

ですが、他人に「治してもらおう」とか、誰かに「何とかしてもらおう」という気持ちが強すぎると、本来の意味で「自分のからだをコントロールするのは自分なのだ」ということをついつい忘れてしまいます。 

 

だから、整体の施術を受けて、その場で症状が消えて治ってしまえば、めでたしめでたしかというと、そういうわけでもありません。 

 

本人の生活習慣や食生活、ストレス、姿勢などが以前と変わらなければ、その場で一時的に良くなったとしても、必ずまた悪くなります。もっと謙虚に自分の「からだの声」に耳を傾けて、「からだの声」を聞かなくてはなりません。 

 

それゆえ、整体指導の勘所は、ただたんにその場で痛みを取ることだけにあるわけではないのですね。 

 

自分の「からだの声」をきくことの大切さに気づいてもらうことが、施術する上でとても重要になってくるのです。