整体コラム(2016年10月~)

コラム   2016-11-05 (土)

【運動力学】

活法の導引でユニークなところは、人体の構造力学だけではなくて、「運動力学」的な視点がある点でしょうか。

 

人体を静的な構造としてみるのではなくて、動的な構造として捉えている。

 

あるいは誤解かもしれませんが、鍼やお灸などの東洋医学は、「経路」に対する「構造的な」アプローチをするのだと個人的には解釈しています。

 

そしてまた、受け手は基本的に受け身であって、自分ではその場から動こうとしません。

 

つまりは、治療プロセス自体を、施術者の技術に依存しているわけです。

 

ベッドの上に寝たきりで自分ではほとんど動かないで、施術を受けるわけですね。

 

しかし、人間はそもそも「動く」生きものですから、運動力学のプロセスや動的なバランス構造のなかでからだをみていく必要があるのではないでしょうか?

 

「導引」は、動かして治していくという技術になります。動きを誘導して、整体に導いていくのです。