整体コラム(2016年10月~)

コラム   2016-10-30 (日)

【痛みと居着き】

身体のどこかに「痛み」があると、そこに「居着いて」しまう。

 

痛みは嫌なものだし、痛みがなくなることを頭では望んでいながらも、潜在意識では「痛い」状態のままでそこに「居たい」のである。無意識的にそのような辛い状態を自ら選択しているのだ。

 

そして、痛みを憎み、痛みに執着し、痛みに未練を持ち、ますます痛みに囚われて、痛みに居着いてしまうことになる。

 

そして、時に痛みを誇示し、自慢すらするようになるから、人間というのは本当に厄介な生き物だなと思う。

 

慢性的な痛みや症状というのは、すべてではないにしろ「思い込み」で作っている場合があるのだ。

 

腰痛でも肩こりでも頭痛でも、ことは同じだ。

 

だから自分自身を俯瞰して、物事の枠組みを違う視点から捉えると、それだけで今ある痛みや症状が消えてしまうことだってある。

 

自分が普段かけている眼鏡と違う眼鏡を使って世界を眺めることも、だから大事なのだと思うが、自我に固執して頑固になると、そのような柔軟な思考そのものが出来なくなってしまう。

 

本来は必要のない痛みや症状を、それが自分だと思い込んでいないだろうか? 痛みや症状それ自体が、その人の自我になり、アイデンティティーになっていることすらあるが、でも本当にそうなのだろうか?

 

整体の仕事は、痛みや症状を治すことにはない。そのような痛みや症状を作り出している「思い込み」を解放することにある。

 

自らかけているネガティブな暗示に気づいてもらい、それを解放することにあるのだ。だが、痛みに未練を持ち、痛みに居着いてしまっている人は、なかなかそこから離れようとしない。

 

では、どうするか?

 

バース整体セミナーでは、そういった心と身体の問題も取り上げることができたらと思っています。